民主、都市部てこ入れ本格化…菅が衆院選対策を指南

民主党は、次期衆院選に向け、都市部の選挙区のてこ入れを本格的にスタートさせた。第一弾として東京出身の菅直人代表代行が23日、都内の新人候補の事務所を訪れ、選挙対策を直接指導。小沢一郎代表も来週から都市部を中心に全国行脚する。前回衆院選で惨敗した都市部で巻き返しを図ろうと、主要幹部を順次投入する方針だ。

 菅氏は23日夜、衆院東京4区の新人候補の選挙対策会議に出席。前回東京の小選挙区で勝利したのは菅氏だけだっただけに、「大都市の新人に頑張ってもらいたい。東京の25選挙区で20くらい勝てるようにしたい」と支援を強調した。

 菅氏は、街頭や集会で応援演説する従来のてこ入れではなく、候補者の選対会議に参加。ミニ集会の重要性を説いたり、同選挙区内の自らの知人の名簿を提供したり、地盤固めのノウハウを授けた。

 また鳩山由紀夫幹事長もこの日、千葉県内のベッドタウン5カ所で街頭演説や講演をこなした。鳩山氏は元職候補の支援者らを前に「小まめに歩いている自民党候補に比べ、まだ及第点はあげられない」とハッパを掛けた。

 実際、党執行部内には、自民党の地盤が固い郡部の候補者に比べ、都市部の候補者は「風頼み」で日常活動が不十分との不満がある。菅氏も23日の会議で「都市部はどうしても無党派層を当てにするが、根の生えた活動を」と訴えた。

 一方、小沢氏は28日に神奈川入り。その後、埼玉、東京、大阪など選挙区数が多い大都市圏を重点的に回る予定だ。


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